2010年07月02日

無償の愛の法則

前回に引き続き、「7つの習慣」の公的成功に関する内容の導入部から。その最後の部分も捨てがたいので、まとめます。
特に、親、上司という役割を持つ場合、その役割を失敗に終わらせないために、大事なことではないかと思います。

------
 私たちは、見返りを求めず無条件の愛という形で、信頼の預け入れを行うとき、愛の基礎的な法則を守っているという。
これにより、相手は私たちに対し、安心感と安全な気持ちを感じる。相手は自分自身の本来の価値を感じることができ、自分のアイデンティティーを肯定されたと感じる。
 愛は相手の自然な成長を促進させ、人生の基礎的な法則(協力・貢献・自制・誠実)に沿って生活する動機づけになる。相手は自分の本来の可能性を発見し、発揮することができるようになる。
しかし、無条件で人を愛することは、すべきでない行動を容認したり、甘やかしたりするということではない。私たちがすべきことは、相手の相談に応じ、話をし、「制限」と「結果」の範囲をきちんと設定すること。そして、無条件に相手を愛することである。
 人が反抗的になるのは、頭の問題ではなく心の問題である。心の問題を解く鍵は、信頼残高の預け入れをすることであり、相手に無条件の愛を示すことである。
posted by シムサーキット at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 7つの習慣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月21日

人間関係銀行の信頼口座

「7つの習慣」のうち、第一から第三の習慣までが私的成功の範疇で、第四から第六の習慣までが公的成功の範疇になっています。
今回まとめるのは、第四からの公的成功に関する内容の導入部分です。
リーダー論から、この検討が始まりましたが、その間に政治のリーダーは奇しくも交代しました。あるスポーツのリーダーのプロセスはどうで結果はどうなるでしょうか。

-----
・公的成功を収めるためには、私的成功が不可欠である。
・人間関係づくりに最も大切な要素は、私たちが何を言うか、何をするかではなく、私たちはどういう人間であるのかということ。
・人間関係に大きな力を発揮するテクニックがあるとすれば、それは自分の人格を育てること。

【人間関係銀行の信頼口座の残高を増やすには】
(1)相手を理解する
 相手のことを大切に思うのであれば、相手にとって大切なことを、あなたも大切に思う必要がある。それが大切な人であればあるほど。
 例えば、重要な仕事の最中に、六歳の子供がどうでもいいようなことで邪魔をしてきた。子供からするとそれは重要ことなのかもしれない。自分にとってその子供がどのような価値を持つかの再確認には、第二の習慣(目的を持って始める)が必要であり、自分のスケジュールを子供のニーズに合わせるには、第三の習慣(重要事項を優先する)が必要。その子の話を重要なこととして扱うことで、大きな信頼の預け入れができる。
(2)小さなことを大切にする
 小さな心遣いと礼儀は大切。小さくても無礼や不親切、無神経は、大きな信頼の口座からの引き出しになる。人間関係において、小さなことは大きなこと。人の内面は、非常に感受性が豊かで傷つきやすいもの。年齢などにはあまり関係がない。外見がどうであれ、内面には痛みを感じやすい心がある。
(3)約束を守る
 相手にとって大切なことを約束をしておきながら、それを守らないことほど、大きな信頼残高の引き出しはない。
(4)期待を明確にする
 人間関係におけるほとんどの問題は、役割と目標を取り巻くあいまいな期待、あるいはお互いの期待像の相異に端を発している。
新しい状況に直面したとき、楽なことではないが最初から当事者全員の期待を机上に載せることが大切。お互いの相違点を直視し、双方が納得できる期待像を打ち出す。
人々は自分の持っている期待に照らして、相手を裁く。自分の期待は相手にも理解され、受け入れられていると思い込むことで、多くの大変な問題をつくり出している。
(5)誠実さを示す
 誠実さとは、すべての人々に対して平等に同じ原則に沿って接すること。それを続けることで、信頼されるようになる。誠実であることにより、衝突や摩擦が起こることもある。それを避けるために、人の陰口を言い、秘密を漏らし、他人の噂話に興じてはいけない。(反省します。(^^;)
(6)信頼残高を引き出してしまったら、誠意をもって謝る
 素早く心から謝ることは、高潔な人格をとても必要とする行為。誠心誠意をもって謝るには、基礎的な原則や自分の価値観からくる深い内的な安定性が必要。それがないと、自分の弱みに他人がつけ込むのではと恐れ、自分を正当化しようとする。相手の間違いや欠点を探し出し、言い訳に使い、上辺だけの謝罪になってしまう。

引用文献:「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィ著(キングベアー出版)

posted by シムサーキット at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 7つの習慣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月29日

「7つの習慣」の第3の習慣とは

またまた1ヶ月以上放置してしまいました.この第3の習慣で述べられている典型的な悪い例,第1領域と第4領域で過ごしていたからと反省しています.
以下自分なりにこの本の第3の習慣の部分をまとめたものです.

第3の習慣:重要事項を優先する
○第1の習慣は,他のものに惑わされず自分で考えようということでした.
○第2の習慣は,自分の生きる目的,自分の憲法(ミッション・ステートメント)を考えようということでした.
○以上を踏まえて第3の習慣は,その目的を実現するための自己管理の具体策が述べられています.別の言い方だと時間管理をどうするかという問題になります.
○時間管理のマトリックスとは
私たちの時間の過ごし方を,緊急度と重要度という二つの軸により,四つの領域に分けます.重要度は,結果に関連していて,自分のミッション,価値観,目標達成に直結しています.緊急度は,すぐに対応しなければならないものですが,自分ではなくて他の人にとって優先順位が高いものであることも多い.
第1領域:緊急でかつ重要なこと-----締切のある仕事,クレーム処理,病気や事故など.
第2領域:緊急ではないが重要なこと-----人間関係づくり,健康維持,準備や計画,勉強や自己啓発,リーダーシップ,真のレクリエーションなど.
第3領域:緊急だが重要でないこと-----多くの会議や報告書,多くの電話,突然の来訪,無意味な接待やつき合い,雑事など.
第4領域:緊急でもなく重要でもないこと-----暇つぶし,待ち時間,多くのテレビ,だらだら電話,ただの遊びなど.
○理想的な時間管理の方法は,第3領域と第4領域をなるべく避ける.そして,第2領域に時間を投資することにより,第1領域の問題をなくしていくようにする.
○第2領域の時間管理のツール
管理の目的は,生活を効果的に管理すること.緊急性でなく重要性に集中する.提案されているツール(手帳)には次の特徴があります.
・自分のミッションステートメントを書く欄がある.
・自分の役割と目標,優先順位と計画が調和している.
・生活それぞれの役割が管理できるようになっている.
・1日単位でなく週単位の計画になっている.
・スケジュールに優先順位をつけるのでなく,優先課題をスケジュールに入れられるようになっている.
・大切な人間関係について考えさせてくれるものになっている.
・時間については能率ではなく,効果性を重視できるようになっている.
具体的なフォーマットは書籍内に示されています.さらに改良したというものがフランクリン・プランナーという名前で市販されてもいます.私は,この書籍の内容をベースに自分に使いやすいように変えたものを使っています.(ここ一ヶ月空いてしまいましたが)
超整理手帳のリフィルとしていますので,A4サイズで蛇腹四つ折り両面で2週間分としました.
○デレゲーション(delegation:権限委任)の活用
他の人に仕事を任せること.自分でやる場合は「能率」を考え,人に任せる場合は,「効果」を考える.能力があり訓練された人に仕事を任せることによって,自分のエネルギーや時間をより効果の大きい活動に注ぐことができる.
デレゲーションは,人や組織の成長を促す強力な方法のひとつ.
○正しいデレゲーションは,細かく手段や手順を管理するのではなく,結果に焦点を合わせる.手段を選択する自由を相手に与え,結果に責任を持たせる.
次の5項目を明確にし,開始する.
・望む結果
・ガイドライン/守るべきルール
・使える資源
・結果の評価基準,評価者,報告と評価のタイムスケジュール
・結果に対する賞罰内容


引用文献:「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィ著(キングベアー出版)
posted by シムサーキット at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 7つの習慣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月02日

「7つの習慣」の第2の習慣とは

2ヶ月以上もサボってしまいました.下記引用文献の「第2の習慣」の内容をまとめました.かなり自分の言葉に置き換えている部分も多くなっています.

第2の習慣:目的を持って始める

○「活動の罠」に陥らないこと.それは,日々の生活の忙しさに追われ,やっていることそのものの意味を考えないこと.何が本当に大事なのか,なぜ今これをしているのかなどの問いかけをしないこと.本来あるべき姿に対して,まったく的はずれであったり,逆の意味のことをしているかも.
○「すべてのものは2度つくられる」 まず知的な第1の創造があり,それから物的な第2の創造がある.
例.住宅の建設−−設計と工事
  会社の成功−−達成したい明確な目的と運営手段
  親としてのあり方−−毎日子供と接するとき,子供をどう育てたいかという目的を明確に自覚しているか.自己の感情だけで接していないか.
○第1の創造に対して,知性を働かせ,自覚を持って取り組まないと外部の人や周りの状況に,自分の人生の方向を委ねてしまうことになる.自覚・想像力・良心という人間独特の能力を駆使し,自らの第1の創造をコントロールすべき.
第1の創造を自分で行うことにより,自分自身を制限する過去ではなく,自分自身に無限の可能性を与えてくれる将来に生きることができる.
この二つの創造という原則を理解し,その二つに対して責任を持つ.これによって影響の輪の中で行動することになり,影響の輪を拡大させることができる.
○目的を持って始めるということは,生活の中で様々な役割を果たすときに,明確な価値観に基づいて,明確な方向性をもって行動すること.
○目的を持って始める最も簡単で大きな効果をもたらす方法の一つは,ミッション・ステートメント(個人的な憲法,または信条)を書くこと.自分はどうなりたいのか,何をしたいのか,自分の行動の基礎となる価値観や原則を明らかにする.
それは,人生の重要な決断を行う基礎となり,あなたの人生を根本的に変える.
○ミッション・ステートメントを作成するときは,全体を統括するような大目標を考える.
そのときのキーワードは,
・自分の長期的な目標は
・何を目指しているか
・最も大切なことは何か
・どんな人生を歩みたいか
・どんな人間になりたいか
・どんなことに生きがいを感じるか
・何をして世の中に貢献したいか
・最も重要な人間関係は
さらにそれを,自分が持つ役割,例えば,営業マン,経営者,研究者といった仕事上の役割や夫・妻,父・母,友人といった個人的な役割,政治活動,奉仕活動,ボランティアといった地域社会での役割などにブレークダウンした目標を立てることによって,バランスのとれた使いやすいものになる.


引用文献:「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィ著(キングベアー出版)
posted by シムサーキット at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 7つの習慣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月25日

「7つの習慣」の第1の習慣とは

 大分以前に読んでもう忘れているので,確認の意味も含めて第1から順にまとめてみます.影響の輪については,昔まとめたものをPDF化しました.ご興味があれば,見て下さい.

第1の習慣:主体性を発揮する
 人間が持つ自覚,想像力,良心,自由意志を上手く使い外界からの刺激に対し,主体的に反応すべき.
自覚とは,自分自身を客観的に見つめる力.想像力とは,現在の状況を超えて頭の中で想像する力.良心とは,善悪を区別し,自分の考えや行動が原則に則っているかを判断する能力.自由意志とは,他のあらゆる影響に惑わされず自覚に基づいて行動する能力.

全ての問題は影響できる (影響の輪.pdf参照)
 私たちの直面する問題には、三種類ある。
 ・直接的にコントロールできる問題(自分の行動と関係している問題)
 ・間接的にコントロールできる、あるいは影響できる問題(他人の行動と関係している問題)
 ・全くコントロールできない問題(誰も影響できない問題、過去の出来事など)
 主体的なアプローチをとることによって、この三種類の問題を解決する第一歩の全てが、自分の影響の輪の中に入る。

引用文献:「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィ著(キングベアー出版)
posted by シムサーキット at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 7つの習慣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月21日

Win-Winを考える

WinといってもWindowsのWinではありません。
スティーブン・R・コヴィーの名著「7つの習慣」の中で第四の習慣として、述べられているものです。

どうするのがよいのかを早急に判断しなければならない状況において、自分の行動の指針とするために、Win-Winについて以下にまとめてみました。



【人間関係の6つの状況】

・Win-Win  : 自分も勝ち、相手も勝つ。それぞれの当事者がほしい結果を得ること。
・Win-Lose : 自分が勝ち、相手は負ける。相手を負かすことで自分の利益を得ようと考える。
・Lose-Win : 自分が負け、相手が勝つ。自分の気持ちや信念を表現する勇気がない。
・Lose-Lose : 両方ともが負ける。お互いに徹底的に潰し合い、どちらも惨めな結果で終わる。
・Win : 自分の勝ちだけを考える。他人のことには関心がない。
・Win-WinまたはNo Deal :
 Win-Winを目指して交渉するが、どうしても合意が得られなければ、現時点での取引は見合わせる。


【基本的ポリシー】

Win-Win以外の選択をすることで、一時的に解決する場合もあるが、長期においてはお互いの関係に悪影響を及ぼす。本当のWin-Winを目指すのが最良の方法。もし、それが不可能であれば他を選ばないで、No Dealを選ぶ。


【Win-Winを実現するための5つのポイント】

1. 人格−−−−誠実であること。勇気と思いやりのバランスが良いこと。名誉、評判、権力、利益などを他人と分かち合える豊かな心を持つこと。  
2. 関係−−−−誠意をこめて礼儀を尽くし、相手とその意見に敬意を示すことによって、信頼関係を築く努力をする。
3. 合意−−−−Win-Winの実行協定を相手と結ぶ。
4. システム−−組織の中でWin-Winを成功させるためには、それを妨げる制度システムを変える必要がある。
5. プロセス−−相手を理解してから自分も理解してもらう。そして相乗効果を得るというプロセスが重要。
posted by シムサーキット at 17:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 7つの習慣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。